香港やインドネシア、中国などで鳥インフルエンザが人に感染して、
今日にも新型インフルエンザが発生してもおかしくない時節、みなさまはそれに備える対策をしていますか?
自分の身は自分で守る。
最悪の状況を想定して
最善の対策を!
するのが大事です。病気に限らず。
もちろん日本で普段生活しているときの対策が一番大事ですが、
旅行に行く時にも最悪の状況を想定して、いざというときにパニックにならないように どうすればいいかは考えておきたいものです。
基本的な行動は日本にいるときと同じです。
基本的な行動についてはハワイとは関係ないけどまた別の記事に書いておきます。
今日は特に短期(観光ビザ期間内)の旅先で必要な行動についてです。
大げさかもしれませんが、新型インフルエンザにかかったら死亡 のつもりでいてください。
つまり大事なのは
感染しないようにすること=ウイルスと接触しないこと です。
そして万が一自分が感染してしまったら、あなたが外出したりすることは殺人です。テロ行為です。 あなたの行動が何千万人もの人を殺すことになります。 ウイルスを拡散しないでください。
ハワイで新型インフルエンザが発生する可能性は低いと考えられますが、感染した人がウイルスをハワイに持ち込む可能性があります。
地球上のどこかで新型インフルエンザが発生したことが確認された場合、パンデミック(感染爆発)が始まる前に、日本に帰って自宅で籠城するのが一番いい。でも理想通りには行かないもの。
帰国しようと思った時には、交通が遮断されその場に足止めを食らう可能性も高い。 その時には、
人の集まる場所に
行かない!!
というのが大原則
その理由から
慌てて無理に帰国しようとしない。人の多い空港などに行かない。
電車やバスには絶対乗らない。(ハワイに電車はないけどw)
では足止めを食らってしまった時にすべきことはなにか?
☆大使館や領事館に電話連絡し、自分の居場所を伝え、指示に従う。
在ホノルル総領事館連絡先(ハワイ島、マウイ島に滞在中もココへ連絡)
電話: (1-808) 543-3111
Fax: (1-808) 543-3170
http://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/index_j.htm
外務省の在アメリカ大使館・総領事館リスト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/n_ame/usa.html
☆滞在しているホテルやコンドミニアムに滞在の延長を申し出る。
(いつまで延長可能か確認もしておくといい)
☆帰りの飛行機の航空会社に連絡し、善後策を決める。
☆旅行傷害保険の会社に連絡を取り、保険期間の延長を申し込む。
(保険は基本的に前払いなので支払い方法の確認もする)
滞在が長引く場合に必要になってくるのはやはり現金。
非常時なので現金がやはり一番役に立つ。 日本でも同じだけど
籠城時の食料などを確保するためにも現金があるほうがいい。
いざというときは、クレジットカードのキャッシング機能を活用することもできる。
すべての連絡は電話などで行い、他人との接触や外出は出来る限り避けること。
やはり電話、携帯電話、コンピュータが役に立つ。
特に自分の部屋から直接ネットワークにつなげるコンピュータほど言葉の不自由な海外で正しい情報を手に入れるのに 役立つ物はない。日本の家族などとの連絡にもスゴく使えるはず。
日本とメールができたり、日本語のwebsiteの見れる携帯電話も役立つはず。(料金は高いと思うけど、、)
とにかく慌てて行動せずに、いかに他人やウイルスと接触せずにすむか、を考えてください。
そしておとなしく日本の自宅に帰れる日を待ちましょう。。。
パンデミックが発生しそうになったら、日本は政府専用チャーター機を飛ばして 邦人を迎えに行くことも考えてあります。
なんだかんだいいながら日本ってすごくいい国だし、日本人はスゴく守られています。
海外に行く前に以下のサイトに一度目を通しておくといいでしょう。
外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars_qa.html
今日の参考資料(ビジネスマンにお勧め)
パンデミックから身を守る—新型インフルエンザ対策 (B&Tブックス)
著者:荒岡 敏
販売元:日刊工業新聞社
発売日:2008-12
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