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<あらすじ>
ワイキキビーチの波打ち際で波に飲まれ自力で動けなくなったトドのようなおじいさん”トドじい”をなんとか海から引き上げた!
そしてトドじいに質問をしたところ・・・・

自分の名前すら思い出せない!!! ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン!!




名前を聞いても、宿泊しているホテルを聞いても、トドじいは首を傾げるばかり。

迷子の子猫ちゃんならぬ迷子のトドじいちゃんですよ! 
私は犬のおまわりさんじゃねーーーっ!

周りは私がトドじいの身内だと思っているが、全く見ず知らずのトドじい。


とにかく素性を明らかにしようといろいろ質問し、

ハワイには奥さんと娘夫婦と来た と言うことが判明。
奥さんはお買い物に行き、自分は一人で海に来たということ。
海まではホテルから歩いてすぐだったこと。


でも、名前や日本の住所などはやっぱりわからない、とw


そうこうしているうちに誰かがサーフライダーの人を呼んで来てくれたので、またその人にまた状況やトドじいさんの情報を伝える。
この近辺のホテルなら宿泊者名簿がすぐに調べられるとのこと。

でも名前わかんないんだよ・・・ と思っていると

トドじいが

自分の名前らしき単語を唱えた!


早速その言葉をサーフライダーの凛々しいお姉さんに伝え、すぐに確認してもらう!!!

「それらしい名前はない」 ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン!!

サーフライダーのお姉さんがトランシーバーでだれかと連絡を取っていると思ったら、あっという間に担架を引いた救急の人がやってきた!

さらに ビーチ用車いすも登場!

トドじいをビーチ用車いで担架の動かせるコンクリートの通路まで連れて行き、担架に移す! 救急車で病院に運ぶらしい!


サ:「さあ! 来て!!」

私:「え・・・ 私もですか・・・・?
いいけど・・・ 娘を置いて行けないから一緒でいいですか?」

サ:「ん〜 じゃあいいわ!私が行くわ!」

私:「じゃあ、よろしく。。。」

娘:「あっ!!! これ、おじさんの帽子!」


と、担架に横たわったトドじいはなにがどうなっているかわからない様子で呆然と宙を見つめたままガラガラと運ばれ去ったのでありました。

しばらく助け合った数人で大丈夫だろうか、と話してお互いに感謝を述べて解散。

そしてワイキキビーチもようやくいつもの賑わいを取り戻しました。


その後、トドじいがどうなったのか私は知りません。



それから何度もあの行動でよかったのか・・・と考えることがあります。

もっと早く気づいてあげればよかった。

あのあとちゃんと家族に会えたのだろうか。記憶は戻ったのだろうか。


アメリカで救急車を呼んだり病院にかかったりするとべらぼうなお金を請求されます。 
トドじいはちゃんと旅行保険に入っていたんだろうか。

一人で海に行ったことを家族に叱られなかっただろうか。

もう海外旅行禁止とか言われたりしていないだろうか。



高齢になってからも旅行に行けるなんて幸せだと思うんです。
その幸せを奪ってしまったのではないか、と気になっています。


トドじいが今度は波のこないビーチで海を眺めていて楽しんでいてくれたらいいなあ、と思っています。


すっきりしない結末でごめんなさい(汗