私はたまに発症するめまいを直すお薬を常にもっているので、ハワイへも当然もっていきます。そして、なかなか寝付けなくていつも旅行中眠いので、病院で眠れるお薬を処方してもらい持っていく予定です(市販のものだとドリエルとかかな?)。

日本旅行医学会によると、「白い粉末の薬、習慣性を生ずる薬や医療用の麻薬(例:せきどめ、利尿剤、心臓薬、鎮痛剤、睡眠剤、抗うつ剤、刺激薬など)を米国へ持ち込む場合は、申告と英文の薬剤証明書が必要」だそうです。これらに該当する薬は、量に関係なく(少量でも)、申告と薬剤証明書が必要になるようです。

白い粉末は麻薬に間違われることもあり、薬剤証明書を持たないと大変なことになります。

また、薬の相談室を見ると、日本からの薬の持ち出し持ち込み、米国への持ち込みの条件が異なることがわかります。そして、「麻薬」と「向精神薬(ほとんどの精神安定剤・睡眠薬など)」は持ち込むために申告が必要であると書かれています。表になっていてわかりやすいので、薬を持っていく予定のある人は一度見ておくことをおすすめします。

ちなみに、米国への持ち込みが禁止または証明書が必要なお薬は米国の正式な情報はこちらにあります。第1群(Schedule I)は持ち込みが禁止されているもの(所持していると犯罪です)。第2群(Schedule II)から第5群(Schedule V)は申告と薬剤証明書が必要なものです。

さて、自分のめまいの薬について調べてみました。2種類あります。製品名がお薬の名前です。

製品名イソメニールリーゼ錠(向精神薬)
成分名dl-イソプレナリン塩酸塩クロチアゼパム
英語名
dl-isoprenaline hydrochloride
clotiazepam

成分名は「おくすり110番」のハイパー薬辞典で調べることができます。
英語の成分名はweblioのライフサイエンス辞書で調べることができます。

次に、ハワイ(米国)へ申告なしで持ち込める薬か、持ち込みが禁止されていないかをここで調べます。イソメニールは問題ないですが、リーゼ錠(クロチアゼパム)は第4群(Schedule IV)なので、持ち込むためには申告と英文の薬剤証明書が必要になります。

また、向精神薬は、日本からの持ち出し・持ち込みが規定量以上になる場合は医師の証明書が必要です。規定量はこちらの(PDF)最後のページで確認できます。医療用の麻薬の持ち出し・持ち込みには国の発行する許可証が必要です。

薬剤証明書を用意するのは面倒なので、イソメニールだけ持っていくことにします。一応、質問されたときのために、成分名を英語で書いたメモを持っていく予定です。

また、病院で「眠れる薬」を処方してもらう場合も「向精神薬」であると申告と証明が必要になってしまいますので、悩むところです。ドリエルは抗ヒスタミン剤の作用によって眠気を得るので、申告のいらないお薬のようです。ただ、人によって作用したりしなかったりするらしいです。

そうそう、航空機内に注射器を持ち込みたい人も医師の証明書がいるようですヨ。

長文ですんまそんヾ(゚ω゚)ノ゛。

これは、素人が調べたことをまとめた記事です。内容の保証はできません。。。。

2/24 一部追加、訂正しました。